インプラントについて
身体の中に埋め込まれる医療機器や医療材料のことをインプラントと呼びます。従って、心臓ペースメーカー、膝などの人工関節、美容目的のシリコン埋め込みなどは全てインプラントです。しかし、最近は歯科用インプラントが非常に普及しておりますので、単に「インプラント」と言うときは、歯科用のものを指すことが多くなりました。
この歯科用インプラントは、歯が欠損している部分の顎骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上にアバットメントを装着し、さらに健全歯に近い色調の人工歯を被せる治療法です。
インプラントのメリット
- 入れ歯のような「取り外し」が必要ない
- 本物の歯のように噛める
- 審美性が高い(見た目が天然歯に近い)
- ブリッジのように隣の歯を削らずに済む
- 顎骨が活性化されるので、骨が弱くなりにくい
- 発音や発生への影響が少ない
など
インプラントのデメリット
- 医療保険が適用されないため、費用が割高になる
- 外科処置が必要となる
- 全身疾患がある場合など、治療が制限されることがある
- インプラント体と顎骨が結合する時間が必要となる
など