ノンクラスプデンチャーは、主にナイロンやポリエステルのような柔軟な樹脂を材料にしているため、装着した際に柔らかく、フィット感が良いことが特徴です。また、入れ歯本体や歯肉部分が自然な色で作られるため、外から見てもほとんど分かりません。
これが「審美性」に優れていると言われる所以です。
装着時の快適性にも優れ、装着者の口腔内の形に合わせて自然にフィットする特性を持ちます。
ノンクラスプデンチャーのメリット・デメリットについてもご紹介いたします。 治療についてのご不明点は、監修している歯科グループにて、診察の際にご相談ください。
ノンクラスプデンチャーのメリット
自然な見た目、快適な装着感、金属アレルギーの回避、軽量性などのメリットがあげられます。
自然な見た目
ノンクラスプデンチャーは、歯茎に近い色合いの素材を使用し、金属のバネがないため非常に自然な見た目を実現します。外から見ても、入れ歯が入っていることがほとんど分からず、口元の印象を気にする方にとって最適な選択です。
快適な装着感
柔軟な素材でできているため、装着時の圧迫感が少なく、従来の硬い入れ歯とは異なり、歯茎や周囲の組織に優しくフィットします。口腔内に馴染みやすく、装着時の痛みや不快感が少ないことが特徴です。
金属アレルギーの回避
金属クラスプを使用しないため、金属アレルギーのある方でも安心して使用できます。金属を一切含まないため、アレルギーが心配な場合に適しており、金属による不快な味覚変化もありません。
軽量性
ノンクラスプデンチャーは非常に軽く、口の中での異物感が少ないため、日常の会話や食事をスムーズに行うことができます。軽さが快適性に大きく寄与し、特に初めて入れ歯を使用する人や、従来の入れ歯に違和感を感じていた人にとって使いやすい特徴です。
ノンクラスプデンチャーのデメリット
修理や調整が難しい、長期使用による変色、適応できる範囲が限られるなどのデメリットがあります。
修理や調整が難しい
ノンクラスプデンチャーは、特別な樹脂素材で作られているため、破損した際の修理が難しいことがあります。
従来の入れ歯と比べて柔軟である分、調整が難しく、破損や変形した場合は作り直しが必要になることもあります。
長期使用による変色
長期間使用していると、素材が着色しやすくなる場合があります。
特にコーヒーやお茶、喫煙などの影響で変色しやすくなるため、注意が必要です。
変色を防ぐためには、定期的なクリーニングとケアが大切です。
適応できる範囲が限られる
ノンクラスプデンチャーは、部分入れ歯としての使用が一般的であり、全体を覆うような総入れ歯には適していません。
部分的な歯欠損には適していますが、すべての歯がない場合には他の方法が必要です。