インプラントを長持ちさせるには、日々のお手入れがとても大切です。
歯と歯ぐきの間に食べかすなどが溜まったり、歯周炎などが起こらないよう、歯磨きをきちんと行うようにして下さい。
もっとも、患者さまご自身のブラッシングだけでは、磨き残しが出たり、歯周病菌などをきれいに除去できないこともあります。そのため、定期的に歯科医院を受診し、専門的口腔ケアなどを受けるようにしましょう。
他院で行ったインプラント治療のメンテナンスや、再治療にも対応しています。ご不明点は、監修している歯科グループにて、診察の際にご相談ください。
インプラントを長持ちさせる3つの秘訣
インプラントを長持ちさせるには、次の点に注意しましょう。
歯科医院での定期的なメンテナンス
歯科医院で定期的に検診やメンテナンスを受け、インプラント周囲炎などの感染症を防ぎます。
プロフェッショナル・クリーニングでは、普段手が届かないところまで徹底的に掃除してもらいましょう。また、咬み合わせの変化を診断してもらい、調整が必要な場合は調整してもらうことで、セラミックの割れを防ぐこともできます。
正しい歯磨き
フッ素無配合の歯磨き粉を使用し、丁寧なブラッシングや歯間ケアでプラークをしっかり落とします。
生活習慣の改善
タバコは血流を悪化させたり白血球の活動を抑えたりするため、インプラントと骨の結合が難しくなり、寿命が短くなる傾向があります。
禁煙や減煙に取り組むことで、インプラントの定着を良くし、インプラント周囲炎を予防しましょう。また、食事の際は、固い食べ物は避けたり、治療した側と反対側の歯で噛んだりするなど、インプラントへの負担を減らしましょう。